H邸
H邸は省電力制御装置の企画、調査設計施工の会社をされている社長様の住宅です。木造で高気密高断熱の家を設計しました。断熱パネルは、炭化コルクとノンフロンウレタンをパネルにしたものを使っています。写真はそのパネルを床に取付けた写真です。H邸の詳細は、http://www.shcc.co.jp/syoene.html に詳しく紹介しています。
H邸のお客様は、省電力制御装置の企画、調査設計施工をしておられるので、ご自宅はお客様が思い描く省エネルギー住宅を実現したいという想いがあり、『現代の便利な生活を変える事なく、地球環境にも配慮し、尚かつ日々のランニングコストを押さえたい』という希望でした。
以前より面識があり、共に研究し合える立場にあったからです。
冒頭の写真の、炭化コルク断熱パネルを使用した木造高気密高断熱住宅で設計し、屋根には太陽光発電パネルを設置し、太陽光を利用した暖房装置のソーラーウォールを設置し、雨水をトイレの洗浄水に利用したり、照明器具、電化製品、コンセントを電気制御しました。
家を建てられる前は、16.6坪で暖房の灯油料金が考えない光熱費(電気+ガス)が7月で13000円、1月で20000円でした。新築された家では、灯油料金がない状況で、床面積が3倍以上でありますが、7月の光熱費が6000円、1月の光熱費が20000円でした。7月では54%光熱費が下がり、1月では、床面積が3倍以上になったにもかかわらず、光熱費は同じで、実質、マンションではこの他に灯油料金がかかっていたので、確実に低くなりました。
2008年1月18日に、北陸中日新聞に掲載された記事です。
太陽光を利用した暖房装置のソーラーウォールが壁の左側に設置されています。
ソーラーウォームのシステム図です。
地中に埋めた、雨水タンクです。